7月29日の日記
2006年7月29日元彼の誕生日、元彼を祝ってまいりました。
会社で昼過ぎに、ふと誕生日を思い出してメールを入れておいたら、
帰宅後、Deppのごはんとケージ掃除してる間に返事が来てました。
「今日ひま??これから飲みにでも行かない??」と。
メールに気づいたのはメール着信から20分後。
とりあえず
『今メールに気づいた。これからでもよければいいよ。』と返信。
急いで化粧を直して、無駄毛処理して(笑)、髪セットして、ピアスして・・・
30分後にラス(仙台の待ち合わせの定番場所)で待ち合わせ。
ミニのワンピース+当り障りのない地味なゴールドのパフスリーブのカーディガン。
こういう女の子らしい格好が好きだったなぁと思い返しつつ。
彼は3年前と同じ顔で、同じ髪色で、同じような服で、同じ香りでした。
すごくひさしぶりで、すごくどきどきした。
無精ひげの横顔がちょっと大人びたように見えて。
彼がバイト帰りに飲みによく寄ってるっていう分町の「魚民」で
ビールとカクテルを飲みながらやきとりやおむそばをつつく。
口に運ぶかいすうより、昔話が口から出る方が多くて。
お酒のせいか無性に楽しくて、彼も楽しそうで。
この前一緒に見る約束だったのに見損ねた”パイレーツオブカリビアン”も
また時間が合えば行こうって話になり。
そこからお互い涙腺が弱い自慢に話は流れ、どっちが涙腺弱いか勝負する事に。
駅前のTUTAYAで泣けると評判の”私の頭の中の消しゴム”を借りて、
DVD付きの部屋があるラブホで見る事に。
狭めの部屋で、ベッドに並んで鑑賞開始するも、私は眠くて眠くて・・・
頭がくがくでヘドバン状態(苦笑
気づかずに彼は画面に見入ったり、トイレに行ったり。
途中、主人公の夫が母親から罵られるシーンで急に目が覚めて、
そこからは集中して鑑賞。
先に泣いたのは私でした。
終わってから彼に聞いたら、彼もちょっと泣いたとの事でした。
時間も時間(2時過ぎ)で、もう終電もバスもなくなってたのでそのまま泊まる流れになって。
せっかくだから私はお風呂を使い、ベッドでまったり寝転んでた彼の隣に入る。
お互い何も無く、ちょっと距離をおいて横になりこのまま寝入るって雰囲気だったのに、
彼は「寝たら襲う」とか「最近シてない」とか言い出して触ってきた。私も『まぁいいか』の気持ちになって声を出したり触ったりしてしまって。
結局、ヤってしまった。
別に後悔も未練もないけど、3年ぶりにあってスムーズにセックスに至れるって。
何だか変な関係。
そういえば彼とのセックスは相性がいい。
それは付き合ってた当時からお互いに思ってたけど。
それでも乗り切れないいろいろがあったから別れたのに。
ヤったからまた付き合う、なんて事はもうお互い大人だからないんだけれど。
セックスしてる時、細くて折れそうな彼の腕が急に男らしくなる事とか、
彼の声や顔が急に愛しくなる事や、香りが好きな事を一気にフィードバックした。
その全てがもう二度と私のものにはならないって分かってるから、せめていっぱいキスをして。
その後彼は「ごめん、スグ寝ちゃうなんて最低だけど、眠い」と言って
本当にすぐに寝入った。
私はこういう時いつもスグには寝付けなくて、しばらく起きてた。
久し振りに見る彼の寝顔はずっと見てても飽きなかった。
いびきどころか寝息さえ聞こえなくて、ちょっと心配してみたりして。
いつのまにか私も寝入ってたけど、暑くて何度も目が覚めた。
目が覚める度に彼が隣にいて口元がほころんでしまう。
かわいくてしかたなくて。
ホテルを出る
1時間前、セットしてた目覚ましが鳴る前から目が覚めてた。
目覚ましが鳴ってから彼に声をかけたけど、昔から悪い寝起きは直ってなかった。
いたずらに彼の腕や手にキスしたり舐めたりしてたら、寝ぼけたままで彼も触ってきて、
朝もシてしまった。
そういえば彼は朝するセックスが好きだったと、また思い出した。
私はタバコ臭い舌が大好きだって事も思い出した。
体の相性は本当にいい。
シャワーを交代で使って、10時ちょっと前にホテルを出て。
彼に彼女がいない事をもったいないと嘆きながら、大通りで別れた。
「またね」って言ったけど、またなんてあるのか、あっていいのか甚だ疑問。
彼の顔とセックスが好き。
ただそれだけ。
彼も多分同じ。
久し振りに会えて嬉しかったし、一緒にいて楽しかった。
もしかしたら夏のうちにもう一度くらい会うかもしれないけど、
このままもう会わないかもしれない。
元彼女はただの”させ子”って思われたならちょっと悲しい。
付き合ってた頃、あんなに狂ってたスロットをやめ、
アルバイトも雀荘から飲み屋に変わってた。
別れた頃金髪だった髪は、出会った時と同じ黒髪に戻ってた。
そういう事が安心させたから、シたんだと思う。
それから、デートの度に乗せてもらってた車は車検が切れた時に売ったそうだ。
その車でもいっぱいセックスしたし、バッテリー切れで焦らされた事もあった。
思い出深い車がもうないのはちょっと寂しい。
なんだか思い出に気持ちが流されそうだけど。
今の距離だからいいと思えて、別れた時の行き詰まったものは忘れてるだけ。
本当に楽しかった。
また会えれば、嬉しい。
それだけ。
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